どこまで下がるのかわからないけど勝負を仕掛けてみようと思うよ
こんな方におすすめ
- 原油で勝負を仕掛けようと思っている。
- 原油ジャンキー。
- 資本主義の世界で勝者になりたい。
原油大暴落、、、勝機はあるのか
結論から言います。
原油は上がります。
が、どのタイミングで、そしてどこまで下がるのかが肝になります。
それは誰にも分りません。唯一分かるのは0にはならないという事です。
歴史的安価にある原油価格
まずは原油チャートを見てみましょう。原油価格の週足です。
2003年の安値を抜け20を切りそうな局面にあります。それにしても下落スピードが速いですね。
大した調整もなく急落しています。上昇の目標値は42.377のライン、40まで上がるとは思っていますが
いったいどこまで下がるのか、、、MAX15程度で落ち着くと思っていますがどうでしょうか・・・?
なぜここまで下落しているのか
原油価格というのはコントロールされています。
需要と供給のバランスによって価格が成り立っています。
つまり、原油の生産量をコントロールしてバランスを保っているのです。
原油を減産すれば価格は上がりますし増産すれば価格は下がります。
コロナショックの影響もあり、経済停滞で需要は減っています。
つまり本来であれば減産し、供給を下げるというのが価格を維持するのに不可欠です。
しかし、ロシアがまず減産に反対し、サウジアラビアが増産を始めて過剰供給状態になり。
価格が暴落しているというのが今の状態です。
なぜ、増産するのか?
それは原油の覇権争いであると考えられます。
企業とかでよくある価格競争をイメージしていただければ分かりやすいと思います。
生産コストが低ければ低いほど有利ですよね。
今一番生産コストが低い国がサウジアラビアなのです。
ざっくりですが、産油国(アメリカ、サウジアラビア、ロシア)の単純生産コストは以下です、
アメリカ・・・・22前後
サウジアラビア・9前後
ロシア・・・・・19前後
原油価格の停滞で起こること、回復の兆し
現在の価格が21前後、既にアメリカは赤字で、ロシアもほぼ利益がない状態です。
さらに下落しこの状態が長続きするとどうなるか、
アメリカのシェールガス生産企業が潰れていきます。
これは、サウジアラビア、ロシアにとってはいいことですよね。
ロシアも非常に辛い状態ですが、この時の為に蓄えがあるとプーチン大統領が強気の発言をしていました。
サウジアラビアの一人勝ちかと思えますがそうではありません。
確かに生産コストは一番少ないのま間違えないですが、原油価格によって国の収益に関わる予算が設定されています。
サウジアラビアの収益はほとんどが原油によるものです。なので原油価格が暴落すると予算と計算が合わなくなり国の運営に関わります。
(60-80が適正値)
日本でいうところのドル円の適正レートみたいなものです。ドル円は110円が適正レートで企業はドル110円で予算を組んでいます。
それが50円になれば円高すぎて海外で売れなくなり、輸出量が減りしまいには倒産することもあります。
つまり、サウジアラビアもいつもでも原油価格が安いままだと困るというわけです。
チキンレース、根性くらべ状態です。
さらに、ギリギリまで追いつめられる戦争リスクも懸念されます。
追いつめられると何が起こるかわかりませんからね。
原油の貯蓄タンクが攻撃されて原油価格が高騰する可能性もあります。
原油価格が低いとキケン
まとめ
僕は原油を買うという判断をし勝負を仕掛けていきますが、
正直資金を失う可能性は大いにあります。
コロナショックによる需要の低下、増産による供給の増加の
ダブルパンチで原油価格が暴落しているのですから(笑)
勝負をする方は、許容できるリスクをとって戦いましょう。
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