建設機器のレンタル会社、国内2位のカナモトです。
鉱山需要の低下、コロナが向かい風になり業界全体が落ちめだが、
需要はなくならない、気負つけるべき点は中国メーカの猛威。
現状、割安水準で放置されている銘柄なので
注目していきたいですね。
目次
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カナモト(9678)の適正株価はいくら?
適正株価を知るには業績が必須です。
業績を見ていきましょう
右肩上がりです。コロナ化でも割と安定的。
事業価値
事業価値は直近3年間の営業利益をベースに考え、税金を考慮すると
349,843(百万円)です。
財産価値と企業価値
財務表から導きます。
財産価値=流動性資産-(流動性負債*1.2)+投資その他の資産 から
31,194(百万円)です。
企業価値=事業価値+財産価値-固定負債合計 から
128,948(百万円)です。
1株当たりの価値
発行済み株数は38,742,241株なので企業価値から1株当たりの価値を求めると
3,328円です。
来期予想
事業価値は来期の営業利益予想額から割り出しています。
2021年3月の予想営業利益15,000(百万円)をベースに再計算してみます。
すると一株当たりの価値は2,924円です。
来々期予想
事業価値は来期の営業利益予想額から割り出しています。
2021年3月の予想営業利益15,633(百万円)をベースに再計算してみます。
すると一株当たりの価値は3,088円です。
株主優待&配当利回り
株主優待はもらえますが、ちょいと敷居が高いです。
1000株からなんですよね、、、、
過去の傾向を見ると1株当たり年間の配当金は65円です。
配当利回りは約2.84%です。
カナモトの動き
M&Aによる市場拡大
M&A(合併・買収)を積極化させています。
9月にオーストラリアの建機レンタル、大阪市内の計測機器レンタルの買収を相次ぎ決定。
新型コロナウイルス危機下はM&Aに適した案件が増える好機と捉え、拡大路線をひた走る。
連結売上高はコロナが感染拡大する前の19年10月期まで10年連続で増加し、純利益も着実に積み上げてきた。それでもM&Aでの拡大を目指すのは、地方で進む人口減少により中核の建機レンタルの需要が減ることへの強い危機感がある。国内外に広く営業基盤を広げ、コロナ収束後も安定して利益を得られる体制の構築は不可欠だ。
すでに国内では全国に20社、海外では7カ国・地域で16社と国内外で計36社の企業をグループ化した。自社の業績悪化に加え、買収先が業績悪化するリスクからM&Aに踏み切れない企業が増えており、カナモトの積極性は目立つ。
戦略
株価ターゲット
ちなみに2021/01/03時点でみん株による目標株価は2,651円です。
みん株目標株価:2,651円
1株当たりの価値:3,328円(実績ベース)
1株当たりの価値:2,924円(来期予想ベース)
1株当たりの価値:3,088円(来々期予想ベース)
購入水準:2,200円以下
目標売却株価:3,050円
チャート
まとめ
割安度:
購入水準:2,200円以下
目標株価:3,050円以上
売買履歴
☆購入 [NISA]2021/01~ 平均取得単価2,200円 100株
オススメ口座
松井証券とSBI証券と楽天証券の口座を開設していますが、
一番使い勝手が良いのがSBI証券なのでメインで使用しています。
株価分析、業績情報、スクリーニングがわかりやすのが特徴です。
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口座開設自体はただなのでいろんな証券会社で口座開設をして情報収集サービスを利用するのもありだと思います。