Ｚホールディングス（4689）の適正株価

株を保有するという事は良いことです。

一番のリスクは現金しか持たないこと、貯金しかしないことです。

今回のバブルを目の当たりにして後悔した人も多いでしょう。

だからと言ってバブルの最終局面に焦って突っ込むのは危険です。

バブルであること、暴落する可能性が高まっていることは想定して

財政基盤が安定した株を購入することをオススメします。

そして本格的に投資する時は、暴落時です。

暴落時した時に買って長期保有するのが一番良いと歴史が証明しています。

いずれにしてもお金の価値は下がっていきそうなので、そこだけは忘れないように。

戦略的に経済的自由を目指して楽しみながら投資しましょう♪

記事の内容

適正株価判断では妥当と判断できる。
営業利益は横ばい。
LINEと統合。短期的にはLINEが足を引っ張る形に。
展開しているサービスが強い。
急騰落で売られすぎ感。
アナリストの評価が高い。
目標株価700円。

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Ｚホールディングス（4689）の適正株価はいくら？

R2.06.22に提出された　有価証券報告書をもとに作成しています。

本決算は2021年4月28日 に発表されました。　

適正株価を知るには業績が必須です。

業績を見ていきましょう。

業績は横ばい。

事業価値

事業価値は直近3年間の営業利益をベースに考え、税金を考慮すると

1,516,430（百万円）です。

財産価値と企業価値

財務表から導きます。

財産価値=流動性資産-（流動性負債*1.2）+投資その他の資産　から

827,629（百万円）です。

企業価値＝事業価値+財産価値-固定負債合計　から

1,998,601（百万円）です。

1株当たりの価値

発行済み株数は4,822,527,665株なので企業価値から1株当たりの価値を求めると

414円です。

来期予想

事業価値は来期の営業利益予想額から割り出しています。

2022年3月の予想営業利益175,000（百万円）をベースに再計算してみます。

すると一株当たりの価値は462円です。

株主優待&配当利回り

株主優待

株主優待はありません。

配当

年間配当は5.56円

配当利回りは約1.22％です。

権利確定月：3月

配当付与月：6月

Ｚホールディングスの動き

コマース事業、メディア事業、その他の3区分で事業を展開。

コマース事業はネット競売の「ヤフオク!」や個人向けインターネットモール（仮想商店街）「Yahoo!ショッピング」のほか、ZOZOが運営するファッション通販「ZOZOTOWN」、

アスクルが運営する直販型のオフィス用品通販「アスクル」などが中核サービス。

すべてのサービスが強い。　

LINEが足を引っ張り安値更新。

押し目買いのチャンス！？

LINEと統合

日本最大級のメッセージアプリLINEと統合しました。

一見好材料に思えますが、LINE社の個人情報が中国から閲覧できた問題で年初来安値を更新しました。

個人も企業も多くの利用者がいるLINEの監督体制の不備は大きな問題です。

しかし、LINEに匹敵するツールがないのも事実ですし、

個人も民間企業もユーザーが離れていないのが現実です。

よってLINEの利用がこれからも継続されると予想できます。

戦略

1株当たりの価値:414円

1株当たりの価値:462円（来期予想ベース）

アナリストコンセンサス:729円

目標株価：700円

チャート

急騰落で売られ過ぎ感。