逆風のJパワー低迷する株価 予想困難?
Jパワーの株価が低迷しています。
いったいどこまで下がるのか、、、
不安でいっぱいのホルダーの方
割安だからと言って飛び乗っていいのか購入検討している方
注目が高まっている銘柄であることは間違えないでしょう
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Jパワー株価低迷の理由
業績が安定しているJパワーの株価が低迷している理由は
菅義偉首相は10月の所信表明演説で「2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする」と宣言
これに尽きるでしょう。
控えめに言ってJパワーは大量のCO2排泄し稼ぎ続けてきました。
クリーンエネルギーをうたいはじめても殆どの発電は石炭による火力発電です。
厳しいようですが、これまで好きなように環境破壊してきたつけが回ってきたようです。
それに対してどうこう言うつもりはありませんし、
エネルギーを再産するのに環境破壊するのは致し方ないところもあるでしょう。
ただ、世界の流れがクリーンエネルギー、CO2の排出をなくすという動きになっていき
最近になってそれがより加速したという事です。
完全に逆風です。
経済産業省の動き
「旧式(非効率)の石炭火力発電所の休廃止を促す方針」
石炭火力発電所は国内に140基あり、
このうち発電効率が低い旧式施設の9割にあたる100基程度が休廃止の対象。
地球温暖化対策を重視する姿勢を打ち出す一方、高効率の石炭火力は維持し、基幹電源としての位置づけは変えない考え。
日本は天然資源に乏しく、エネルギー自給率が低い日本にとって石炭火力の廃止は非現実的との立場である。
再生エネルギーは天候に左右されやすいし、生産性が悪いので致し方ないだろう。
Jパワーの動き
高効率の石炭でCO2削減
石炭依存の高いJパワーは、CO2の排出量が多いので石炭辞めますなんていえません。
運転を継続するため、高効率の設備に転換することで活路を見出すようですが
それによる、投資負担が重くなり収益悪化の可能性が指摘されています。
(ソース元:Sankeibiz)
カーボンニュートラルでCO2リサイクル
カーボンニュートラルという技術が注目されている。
簡単にいうとCO2を吸収して資源にしてしまうという事
排出量分吸収してしまえば実質0となる(笑)
まさに魔法ですね(笑)
そのカーボンニュートラルの実験をしているのが
中国電力とJパワーが折半出資する大崎クールジェンの石炭火力の試験発電所
「実現すれば従来の石炭火力発電に比べてCO2を9割削減できる」と期待が高まっており
22年度までに実験を終わらせ、商用化のめどを立てるとの事。
CO2再利用のカーボンリサイクル 環境対策の「お荷物」が資源に
(ソース元:日経ビジネス)
再生可能エネルギー発電
100億~200億の資金調達を行い。
風力発電の大規模開発に挑む。
(ソース元:日本経済新聞)
Jパワーの株価は買い?
Jパワー株価は割安です。
ただそれは現在の価値からみて割安だ、という事です。
業績は安定しているのに株価が下がり続けているのはそれなりの要因があることでしょう。
しかし、個人的には買いだと思っています。
産業省が完全に石炭火力発電を停止しない点、
再生エネルギ、カーボンニュートラルへの投資を行っている点から
時間はかかっても持ち直していくと思います。
現在の株価も業績も悪くありませんし
長期で持つなら悪くない水準でしょう。
2020/12/15 株価 1365円
目標株価コンセンサス:2156円 乖離率57.97%
配当利回り:5.49%
アナリスト予想のコンセンサスも2156円と50%以上の上昇が見込めます
個人的にも2500円近くまで長期的にみて上昇すると考えています。
配当利回りも良いので10年覚悟で保有するのも有りかと。
まとめ
Jパワーは長期的にみて買いだと判断しました。
ただ短期的には下落トレンドなので、どこまで下がるかが難しいところです。
業界的に電気の需要がなくなることはないが、収益性は下がる。
これからの設備投資、そしてクリーンエネルギーを生成するのは非効率なため生産性が下がる。
これは電気料金があがるということにも直結する。
今年オール電化の物件に引っ越した僕としては非常に厄介な問題(笑)
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