こんばんは、YUKIです。
1日の時間短いですよね。1日は24時間、1440分です。
時間効率を上げるためにいろいろな工夫をされていると思います。
中には睡眠時間を削る人もいますよね。僕もそうでした。
いろいろな時短方法はありますが、今日は運動という観点から考えていきます。
運動こそ最大の時短
そもそも運動する時間がないって?
確かに実時間は運動することによって減りますが、運動の効果で作業効率が上がります。
脳科学の観点からも証明されています。
有酸素運動 OR 無酸素運動
両方行った方が良いですが、集中力、記憶力のパフォーマンスを上げるには有酸素運動のほうが良いとされています。
30分程度の有酸素運動によって学習機能、記憶力、モチベーションがアップします。
また継続的な運動習慣によって脳のシナプスのネットワークが増え頭が良くなるのです。
村上春樹さんも毎日ジョギングをしているらしいですね。
お金持ちには運動習慣がある方が多いのもうなずけます。
実際、僕も頭が良くなったかと言われたら疑問ですが、確実び集中力とモチベーションアップの効果はありました。
運動が脳にいい科学的な根拠
樺沢紫苑(著)「神・時間術: 脳のパフォーマンスを最大まで」から引用させていただきます。
1.海馬の神経を増やし、長期記憶を強化する。
2.脳を育てる。
3.運動直後から学習機能がアップする。
4.頭が良くなる。
5.作業記憶がよくなる。
6.ぐっすり眠れる。
7.やる気が高まる。
1.海馬の神経を増やし、長期記憶を強化する。
BDNFが分泌され神経細胞の増殖を促進する。
BDNFは脳由来神経栄養因子と呼ばれるタンパク質の一種で、神経細胞の発生や成長、維持や再生を促してくれます。脳内で記憶を司る「海馬」に多く含まれていて、そこで神経細胞の動きを活発化させることが期待されています。そのことから、“脳の栄養”と呼ばれることもあります。
BDNFは年齢とともに減少していきます。
BDNFに関する有名な実験があります。
ノックアウトマウスの脳内でBDNFの発現を約半分に減らした実験で、これにより学習能力が低下することが示されました。
引用:Linnarsson S, Björklund A, Ernfors P (1997): Learning deficit in BDNF mutant mice. Eur J Neurosci, 9:2581-2587.
つまり、BDNF=学習能力ということです。
2.脳を育てる。
伝達の役割をになうシナプスのネットワークが増えます。脳の容量が増えるとイメージするとわかりやすいかと思います。
3.運動直後から学習機能がアップする。
運動することで思考がクリアになり、認識の柔軟性、学習機能がアップします。
4.頭が良くなる。
長期記憶、推論、注意力、問題解決力、流動性知能が高くなる。
5.作業記憶がよくなる。
ワーキングメモリーのテスト結果が50%以上改善。
6.ぐっすり眠れる。
週に150分の運動で睡眠の質は65%アップ、眠気レベル65%ダウン、集中力45%改善。
7.やる気が高まる。
ドーパミンの分泌→記憶増強効果、学習強化効果、モチベーションアップ。
僕は学生時代テスト前勉強が行き詰まったらよく走っていました。
今でもムシャクシャしたら走ってます。
それでは運動習慣を手に入れて人生を駆け抜けてください。
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