株式投資10年のアマチュア個人投資家ですが
僕が実際にやっている割安株の見つけ方を紹介します
こんな方におすすめ
- 割安株の見つけ方が分からない
- バリュー投資がしたい
- 現金を貯金するだけに疑問がある
割安株の見つけ方
割安株とはその名の通り、過小評価されている株です。
だいたい、四季報や雑誌またはブログ等で割安株を探す方が多いと思います。
それでも十分なのですが、あくまでも編集者が厳選した内容です。
わかりやすく言うともうすでに見つかっている株なんです。
例えば四季報みたいに影響力が大きい発信元の場合
自分が見た時にはほかの人も見ているので
すでに上がってしまっている場合が多々あります。
いわゆる四季報砲です。
出来れば四季報が発売される前に先回りしたいですよね。
そこで僕がよく使うのは、
「SBI証券のスクリーニング機能」です。
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株式投資をする場合、企業の業績をみて財務分析をしなければいけません。
1株あたりの価値はいくらか?
業績は右肩上がりなのか?
売上が減ったのは単純な外的要因で回復が可能化など検討していきます。
でも、一つ一つ見ていくのは大変です。
なのでざっくり判断するのにSBI証券のスクリーニング、
分析機能はわかりやすくて優秀なのです。
そこで、気になった銘柄を分析していけばいいのです。
株式投資を始めたばかりのときはそれしか見ていなかったくらいです(笑)
有価証券報告書を読み始めたのは最近です(笑)
SBI証券スクリーニング機能の使い方
残念ながら、SBI証券に口座を開設している人しか利用できません。
当たり前ですよね(笑)
口座を開設している人はもちろん無料で使用できます。
それでは行ってみましょう。
1.スクリーニング検索で企業スコアを設定する
企業スコアを設定します。設定はここだけでいいです。
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2.企業スコアの内容
企業スコアの内容はこんな感じです(笑)
すべての項目が10段階で評価されておりそれぞれ設定することが出来ます。
企業スコア総合
企業スコア総合は、財務健全性、収益性、割安性、安定性、株価モメンタムの5つの投資判断指標(各10段階評価で10が最高の評価を表す)のスコアを単純平均し、正規分布を使った銘柄のランキングを基に、パーセンタイルを用いて、1から10 の範囲でスコアが付けられます。
簡単に言うと総合評価です。
財政健全性
財務健全性は、事業採算性、負債レベル、売上の質、配当状況の4つの基準を均等加重した値です。
自己資本率が高めの倒産しにくい会社であるかどうかです。5以上あればいいと思います。
収益性
収益性は、アーニングサプライズ、証券会社による投資判断の変更、会社による業績見通しの修正の3つの基準を勘案し、各スコアを均等加重した値です。
新規事業や新規商品の開発、決算発表による影響力です。
余りにも低いと株価が上がりにくいという事になります。7以上あればいいと思います。
割安性
割安性は、株価売上高倍率、実績PER、予想PERの3つの基準を各50%、25%、25%で加重平均した値です。なお、各基準は、市場全体、インデックス指標、過去5年間の会社実績(平均値)の3要素を勘案した値です。
その名の通り割安性です。ここが一番大事!!8以上!!
安定性
安定性は、ボラティリティ、リターン変動性、市場ベータ、インデックス相関性の4つの基準の長期(5年間)と短期(90日間)のパフォーマンスを勘案し、各スコアを40%、30%、20%、10%で加重平均した値です。
そこまで気にしなくてもいいです。
株価モメンタム
株価モメンタムは、株価の市場における相対的強さ(RSI)と季節性の2つのテクニカルパフォーマンス基準を各70%、30%の比率で加重平均した値です。市場に於ける相対的強さ: 過去1ヶ月、過去3ヶ月、過去半年の間に於ける相対的な株価パフォーマンスを各100分位で評価(100が最高評価)し、最後にパフォーマンスの推移を勘案し10段階で評価、統合した値(10がモメンタムが強いことを表す) 季節性: 当該月、翌月、翌々月の月間平均リターンを過去10年分計算し、同業種内での比較を行い10段階で評価した値(10がモメンタムが強いことを表す)
勢いと方向性です。あまり気にしなくてもいいです。
あくまでも目安なのでいろいろ試してみてください。
3.銘柄調査
スクリーニングが完了したら気になる銘柄の内容を確認します。
ここでは大林組を例に紹介します。
分析タブをクリックすると、
スクリーニングに使用した企業スコアがレーダーチャートとして
視覚的にわかりやすくまとまっています。
業界標準と比較できるのがいいですよね。
ただ業界が割安なのか、企業が割安なのかを認識するのは重要です。
評価レポート、業績、四季報も重要ですがここでは割愛します。
まとめ
どうでしたか?
初心者の方でも簡単に銘柄分析できそうですよね。
この投資法が向いている人は「バリュー投資」の方です。
株式投資というのは幾つか種類があります。
「テンバーガーと言われるいわゆる10倍になる可能性がある成長株」
「優待狙いの優待投資」
「配当狙いの配当投資」
「割安を仕込み、適正価格まで保有するバリュー投資」
があります。
僕がメインはバリュー投資です。
優待や配当を考慮してバリュー投資を行う
20%~50%のキャピタルゲイン(売買差益)を目標に投資を行います。
テンバーガーは狙いません。
短期でリスクを取って大きな利率を得るというのはFXで充分ですので(笑)
あくまで現金を持ちたくないので、長期的に20%~50%上がりそうな株を購入するという投資法です。
貯金するくらいなら、貯金がわりに割安株を持っときましょう!!