暴落時した時に買って長期保有するのが一番良いと歴史が証明しています。
いずれにしてもお金の価値は下がっていきそうなので、そこだけは忘れないように。
戦略的に経済的自由を目指して楽しみながら投資しましょう♪
アルプスアルパインの業績見通しと成長性に注目
アルプスアルパインは、自動車や電子機器など様々な分野で電子部品を開発・製造する日本の企業です。近年、アルプスアルパインは急速に成長し、多くの投資家の関心を集めています。本記事では、アルプスアルパインの業績見通しと成長性について詳しく見ていきましょう。
1.業績見通し
近年、アルプスアルパインは自動車部品市場でのシェア拡大に成功し、特に電気自動車(EV)や自動運転技術の発展に伴い、需要が高まっています。また、5G通信やIoT(インターネット・オブ・シングス)技術の普及により、情報通信部門も堅調な業績を維持しています。
2023年度の業績見通しでは、売上高・営業利益ともに増加が予想されており、アルプスアルパインは引き続き堅調な業績を見込んでいます。
2.成長性
(1) EV市場の拡大
電気自動車市場は急速に拡大しており、アルプスアルパインのEV向け部品の需要が増加しています。同社は、バッテリーマネジメントシステム(BMS)や電動パワートレイン部品など、EVの主要部品を手がけており、市場拡大に伴い、同社の成長性も高まると期待されています。
(2) 自動運転技術の発展
自動運転技術の発展に伴い、センサーや通信機能などの部品の需要が高まっています。アルプスアルパインは、これらの部品を提供しており、自動運転技術が一般化することで、同社の業績も好転すると期待されています。
(3) 5G通信・IoT技術の普及
5G通信やIoT技術の普及により、アルプスアルパインの通信部門デバイス向けの高性能アンテナやモジュールを開発・製造しており、5G通信やIoT技術の普及がさらに進むことで、同社の業績がさらに向上することが期待されています。
3.リスク要因
アルプスアルパインの成長性を損なうリスク要因として、以下の点が挙げられます。
(1) 国際競争の激化
電子部品業界は国際競争が激しく、アルプスアルパインも競合他社との競争にさらされています。新興国を中心に新規参入企業が増加しており、価格競争が激化する中で、利益率の低下や市場シェアの喪失が懸念されています。
(2) サプライチェーンの不安定性
半導体不足や物流コストの高騰など、サプライチェーンが不安定な状況が続いています。アルプスアルパインもこれらの影響を受ける可能性があり、業績に悪影響を及ぼすリスクがあります。
(3) 技術革新のスピード
電子部品業界は技術革新が急速に進んでおり、アルプスアルパインも継続的な研究開発投資が求められます。技術革新に対応できない場合、市場での競争力が低下し、業績に悪影響を与える可能性があります。
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アルプスパインの適正株価はいくら?
適正株価を知るには業績が必須です。
業績を見ていきましょう
2023年3月期 決算短信[連結]から1株当たりの価値を割り出します。
事業価値
事業価値は直近3年間の営業利益をベースに考え、税金を考慮すると
273,040(百万円)です。
財産価値と企業価値
財務表から導きます。
財産価値=流動性資産-(流動性負債*1.2)+投資その他の資産 から
234,482(百万円)です。
企業価値=事業価値+財産価値-固定負債合計 から
434,878(百万円)です。
1株当たりの価値
発行済み株数は108,325,329株なので企業価値から1株当たりの価値を求めると
1,983円です。
来期予想
事業価値は来期の営業利益予想額から割り出しています。
2024年3月の予想営業利益35,250(百万円)をベースに再計算してみます。
すると一株当たりの価値は2,220円です。
株主優待&配当利回り
株主優待はありませ。
過去の傾向を見ると1株当たり年間の配当金は40円です。
配当利回りは約3.4%です。
投資戦略
1200円以下で購入1600円以上で売り
株価ターゲット
1株当たりの価値:1,993円(実績ベース)
1株当たりの価値:2,220円(来期予想ベース)
購入水準:1,200円以下
売却水準:1,600円以上
目標株価:1,700円
チャート
2023/05/06