前田建設工業（1824）の適正株価 - 運用報告ステーション

株を保有するという事は良いことです。

一番のリスクは現金しか持たないこと、貯金しかしないことです。

今回のバブルを目の当たりにして後悔した人も多いでしょう。

だからと言ってバブルの最終局面に焦って突っ込むのは危険です。

バブルであること、暴落する可能性が高まっていることは想定して

財政基盤が安定した株を購入することをオススメします。

そして本格的に投資する時は、暴落時です。

暴落時した時に買って長期保有するのが一番良いと歴史が証明しています。

いずれにしてもお金の価値は下がっていきそうなので、そこだけは忘れないように。

戦略的に経済的自由を目指して楽しみながら投資しましょう♪

記事の内容

適正株価判断では割安と判断できる。
営業利益は右肩上がりで安定的。
再生可能エネルギーに注力。
2026年夏季アジア競技大会の会場の建設工事。
目標株価1400円。

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前田建設工業（1824）の適正株価はいくら？

R3.04.27に提出された　有価証券報告書をもとに作成しています。

次の決算は2021年5月14日 に発表される予定です。

適正株価を知るには業績が必須です。

業績を見ていきましょう

業績は右肩上がり。

事業価値

事業価値は直近3年間の営業利益をベースに考え、税金を考慮すると

351,250（百万円）です。

財産価値と企業価値

財務表から導きます。

財産価値=流動性資産-（流動性負債*1.2）+投資その他の資産　から

241,242（百万円）です。

企業価値＝事業価値+財産価値-固定負債合計　から

297,675（百万円）です。

1株当たりの価値

発行済み株数は194,608,482株なので企業価値から1株当たりの価値を求めると

1,529円です。

来期予想

事業価値は来期の営業利益予想額から割り出しています。

2021年3月の予想営業利益35,800（百万円）をベースに再計算してみます。

すると一株当たりの価値は1,564円です。

来々期予想

事業価値は来期の営業利益予想額から割り出しています。

2021年3月の予想営業利益39,000（百万円）をベースに再計算してみます。

すると一株当たりの価値は1,728円です。

株主優待&配当利回り

株主優待はありません。

年間配当は1株あたり27円

配当利回りは2.89％です。

前田建設工業の動き

　建設および開発事業を行う準大手ゼネコン。国内民間建築に注力するほか、香港、台湾など海外でも土木・建築工事を積極的に手掛ける。

また、「脱請負」に向けてPFIやコンセッション、再生可能エネルギーなどにも取り組んでいる。

　建設事業のほかに、建設機械およびコンクリート二次製品の製造・販売、不動産の販売および賃貸などを展開。

また、PFI（民間資金を活用した社会資本整備）やコンセッション（公共施設等運営権制度）、再生可能エネルギーなどにも注力しており、コンセッションでは仙台空港や愛知県有料道路の運営を手掛ける。

再生可能エネルギーでは、太陽光、陸上風力ですでに事業を行っているほか、洋上風力、バイオマス、地熱などのプロジェクトを進めている。